
公認会計士・税理士
元銀行員、20年にわたり、創業融資、銀行融資、VCからの資金調達を支援てきました。資金調達の累計額は、100億円以上です。
公認会計士・税理士
元銀行員、20年にわたり、創業融資、銀行融資、VCからの資金調達を支援てきました。資金調達の累計額は、100億円以上です。
法人向けの営業なので、潜在顧客と接点があり、個別の受注が見込める方が、審査ははるかに有利なことは確かです。
これから営業して個々の企業に売り込んでいくとなると、軌道にのるまでその分だけ時間がかかるからです。
ただ、創業計画で求められているのは売上予測であり、確実な受注ではありません。
飲食店を開業する場合を想定されれば理解できるはずです。
飲食店の顧客は不特定多数なので、売上はすべて見込みです。
売上の予測は、具体的な商談に基づかなくとも大丈夫です。
『営業人員×1人あたり売上』で積み上げで計算されれば問題ありません。
ただ、そのメーカーの商材の信頼性は、質問されるでしょう。
あなたにどんなに高い営業能力があっても商材がだめなら売れないからです。
商材を提供するメーカーの信頼度、商材そのものの魅力、マーケット規模、シェア、利益率などに関する資料を準備してください。
代理店契約も提出を求められますので、仮契約でもよいので審査までに準備しておいてください。
創業融資の審査で大切なのは、事業経験や自己資金です。
事業経験については、10年以上のご経験があるので、アピールの仕方によっては高い評価を受けるでしょう。
積極的にアピールしてください。
営業時代の実績を詳細に記述してください。
高い社内ランキングや社内表彰を認められたことがあれば、遠慮せずに記述してください。
創業者の営業実績の方は、審査のときはものをいいます。
なぜなら、借入の返済には長期を要するものであり、営業実績がある人は会社を成功させる確率が高いからです。
創業に要する資金総額が900万円であり、その約半分の自己資金を貯めておられるので、この点でも高く評価されるでしょう。
さらに、資金繰り計画をきちっとつくって説明すれば、計画的に資金管理ができる人と評価してくれます。
以上から考えると創業計画書をきっちりと作れば、創業融資は問題なく調達できるでしょう。
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