公認会計士・税理士
元銀行員、20年にわたり、創業融資、銀行融資、VCからの資金調達を支援てきました。資金調達の累計額は、100億円以上です。
5分で創業融資が理解できるQ&A集
- 日本政策金融公庫、制度融資はどちらが借りやすいですか?
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どちらとも言いづらいのですが、東京都ならば、東京都の創業融資の方が、やや公庫よりも審査が通りやすいように思われます。わたくしどもは、品質維持のため毎月10件程度を上限として創業融資の支援をしていますが、それでも毎年100件以上の創業融資の成功実績があります。その実績データをみるかぎりは、そういった印象を受けています。
- 日本政策金融公庫と制度融資のダブル申請はOKですか?
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基本的には、OKです。
- 公庫、制度融資はどちらのほうが、金利が安いですか?
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保証料を考慮するとさほど変わりません。ただ、市町村区の制度融資は、利子補給・保証料補助があります。
- 公庫、制度融資はどちらのほうが、審査が早いですか?
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同じぐらいです。ただし、市町村区の制度融資は、経営相談員への相談が必要なので最悪の場合は、3ヶ月を要します。公庫は当事務所を利用すると期間を短縮できます。
- 自己資金が零でも借りられますか?
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「自己資金=開業への心構え」とみなされるので借入は困難です。
- タンス預金は、自己資金として認めてもらえますか?
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個人の資金収支表をきっちりと作成すれば、認められることもあります。
- 親からの資金提供は、自己資金として認められますか?
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返済の必要がないことを明らかにすることができればOKです。
- 友人や知人が出資したお金は、自己資金として認められますか?
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友人や知人を積極的な事業協力者とみなしてもらえれば、自己資金として認められます。
- 自己資金はどうやって確認されるのですか?
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通帳を見られます。
- 資本金はいくらにしたらよいですか?
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できれば必要な総資金額の3分の1以上にしてください。
- 保証人や担保があれば有利ですか?
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断然有利です。
- 保証人はだれでも大丈夫ですか?
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収入がしっかりとしていれば、配偶者、親でもOKです。
- 事業経験がないと借りられませんか?
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事業経験がない人はいませんので、創業する業種との関連性をとにかく強調してください。
- 制度融資の窓口銀行はメガバンクでもOKですか?
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信用金庫にしてください。もよりの信金はインターネットで簡単に検索することができます。
- 税金の滞納がありますが大丈夫ですか?
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税金の滞納、無申告、公共料金の未払いは、否決理由となりますのでまず納付してください。
- 別に会社を経営しています。借りられますか?
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新会社の事業の独立性を証明できれば問題ありません。
- 会社設立前と後では、いつ申し込むのがよいですか?
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創業融資は、会社設立直後に申し込んだほうが有利です。
- クレジットカードローンがありますが、大丈夫ですか?
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遅延がなく、かつ返せる範囲内の残高なら大丈夫です。
- 信用情報に傷があります。大丈夫ですか?
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創業計画書にあらがなければわざわざ信用情報をチェックしないことも少なくありません。信用情報チェックのない信用金庫を活用するのも手です。
- 設備資金は運転資金よりも借りやすいですか?
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都市伝説です。われわれは年間100件以上の実績データを分析していますが、ほとんど差はありません。
- 断れたら再申請は可能ですか?
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自己資金があり、かつ金融事故の履歴がないのに断られてしまった場合には、再申請をして成功することもあります。わたくしどもが支援してきたケースでも、創業計画書の作り直しをしてうまくいった事例は数多くあります。
- 許認可前に借りられますか?
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許認可前でも内諾はおりますが、融資実行はあくまで許認可後です。
- 事務所不動産を借りてからでないと貸してくれませんか?
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少なくとも仮契約は必要です。
- 個人と会社はどちらが有利ですか?
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差はありません。ただし、法人顧客がいるビジネスでは会社有利です。
- 外国人でも借りられますか?
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投資経営ビザが少なくとも必要です。
- 創業融資を借りられない業種はありますか?
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金融、投機的事業、風俗関連営業、マルチなどは借りられません。
- FCで創業するのは有利ですか?
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とくに審査が有利になることはないのが現実です。
- 商圏調査や競合調査は必要ですか?面倒です。
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あればアピール材料になります。時間は惜しむべきではありません。
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